平成22年5月5日のこどもの日に講道館において、第30回全国少年柔道大会が行われた。今大会2連覇の朝飛(あさひ)道場から優勝旗・優勝杯が返還された。また、大会に先立ち特別表彰として20回出場の高知県 和田道場、10回出場の神奈川県 朝飛(あさひ)道場と東京都 春日柔道クラブが表彰された。 団体戦では3連覇を目指す、神奈川県 朝飛(あさひ)道場は、先鋒4年生の賀持君、次鋒5年生の鈴木君、大将の6年生辻君の活躍で決勝戦に進み、決勝戦の相手チームは初出場の和歌山県 正木(まさき)道場の対戦となり2対2の内容で神奈川県 朝飛(あさひ)道場の3連覇が達成された。 個人戦、5年生の部は、北海道 登別誠有館(のぼりべつせいゆうかん) 有櫛(ありくし)道場 中里 勇斗君が優勝。6年生の部、神奈川県 朝飛(あさひ)道場 辻 湧斗君が優勝。 尚、今大会より、国際柔道試合審判規定及び少年大会申し合わせ事項による審判規定で開催され、審判会議も入念な打合せ確認が行われた。新しい審判規定で選手が戸惑いがあるのではと懸念されたが、出場選手たちは良く理解しているようでした。このことは、全国各地の指導者が日々の練習の中で、「正しく組んで、理にかなった技で一本を取る柔道」を心がけて熱心に指導に当たっておられる先生方の姿勢が良く見られた様な気が致します。 今日は全国大会らしいレベルの高い試合が多く展開された。組手・技・姿勢など、さすがに全国大会だと感じた。今後も精進し、中学・高校・大学といつまでも柔道を頑張って楽しんでもらいたいと思う。 (広報委員会 池内 隆英)
大会に先立ち、特別表彰が行われた。20回出場が高知県和田道場。10回出場が神奈川県朝飛道場と東京都春日柔道クラブが表彰された。 まずは団体戦。この団体戦は小学生の大会ならではの男女混合の団体戦た。今年も赤い女子用ゼッケンだ目についた。中でも広島県有朋柔道塾は5人のメンバーの中で4人が女子選手。その他にも女子選手の活躍が目立ったが、一番は大阪ミキハウス柔道教室の瀧川萌選手だ。33kgの体であるが、機敏な動きで男子と対等に又はそれ以上に試合をしていた。 決勝は10回出場の神奈川県朝飛道場と和歌山県正木道場の対戦となった。先鋒は引分けに終わり、次鋒戦は朝飛道場が鈴木の登場。鈴木も33kgながら組手を妥協することなく戦い大型選手を破って勝ち上がって来た。ここでも優勢勝ちを勝ち取りチームに勢いをつけた。しかし、決勝戦初出場の正木道場は巻き返しを始めた。中堅の堀が朝飛道場の織茂を、そして副将の小林が小野を共に優勢勝ちで下しリードした。大将戦で引分けでも優勝の正木道場に対し、技あり以上の勝ちが必要な朝飛道場。しかし、朝飛道場の辻は前年度個人戦優勝の経験もあり、落ち着いた試合展開で見事一本勝ち。2対2の内容勝ちで朝飛道場が3連覇を果たした。チームの役割をメンバーがしっかり果たし、素晴らしい試合運びでの優勝は見事でした。 個人戦は、5年生の部が北海道登別誠有館有櫛道場の中里対大分県USA S,J,Cの嶌田の対戦。団体戦では結果の出せなかった北海道中里が見事優勝を勝ち取った。6年生は、2連覇を掛ける神奈川県朝飛道場の辻と徳島県阿波市柔道教室の原田の対戦。辻91kgに対し原田は115kgと二人とも小学生離れした巨漢の対戦。体重差を苦にせず試合を展開した辻が見事に2連覇を達成した。団体戦と個人戦の連覇でもあった。 大会名誉会長の上村春樹先生の挨拶に、「この小学生の時期には、柔道の基礎を身につけて欲しい。」とありました。この言葉通りに、目先の勝負にこだわらずしっかりと基礎を身につけ、中学・高校・大学などでも柔道を楽しんで行けるよう、また世界で活躍する選手となる様に期待したい。(広報委員 関根善晴)
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