主要大会の結果
主要大会の要項

 

平成28年東京都柔道選手権大会

平成28年3月6日(日)
東京武道館

 

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平成28年3月6日(日)、東京武道館において平成28年東京都柔道選手権大会(兼、全日本柔道選手権大会東京都予選会)、東京都女子柔道選手権大会(兼、全日本女子柔道選手権大会東京都予選会)が開催された。例年以上の温かさを感じられた大会当日、男子選手140名、女子選手80名が熱い試合を展開し、春を呼んだ。

「全日本選手権へ向けて」

準決勝・第一試合、駒を進めたのは王子谷(旭化成)と長澤(東海大)だった。長澤は、けんか四つの巧みな組手で王子谷に十分な組手を与えず、左の内股等で攻めながらペースを作っていく。一方で、王子谷は釣手で相手にプレッシャーを与えながらじわりと間を詰め、攻める機会を窺いながら前へ出ていく。互いに突破口を開けないまま5分が経過。判定2−1で王子谷に軍配が上がった。  準決勝・第二試合は、制野(日大)と上川(京葉瓦斯)が顔を合わせた。制野は、準々決勝で小川(明治大)から合せ技で一本を奪い勢いに乗っていたが、開始早々から上川が積極的だった。払腰で攻めていき、決めたのも右の払腰。見事な一本勝ちで上川が決勝へ進出した。  決勝は、王子谷と上川の対戦となった。これは2014年全日本選手権の決勝と同じ顔合わせであった(その時は、王子谷が全日本初優勝)。両者とも右組みの相四つで、見応えのある試合が期待された。しかし、序盤から互いに組み合うものの積極的に技を掛けられず、両者へ指導が与えられる。もどかしい展開になるのではと思われたが、その直後、王子谷が前へ出てきたところに上川の左支釣込足が決まり、技あり。そのまま横四方固で合せ技、一本勝ち。2014年以来となる2度目の優勝で、全日本選手権へ弾みをつけた。  また、代表選手決定戦では、羽沢と北野のパーク24所属の2名が残り1枠の代表権を争った。左組みの相四つのなか、まず左背負投で有効を奪いアドバンテージをとった北野が、取り返そうと羽沢が出てくるタイミングに合わせ、左背負投で一本勝ち。東京都代表の座を勝ち取った。  全日本柔道選手権大会の東京都代表選手の健闘を祈りたい。(広報委員 金持 拓身)

「女子ベスト4」

朝比奈と烏帽子が準決勝で当たった。朝比奈は安定した戦いぶりで、準々決勝戦の月波にはキレのある払巻込で一本勝ちだった。烏帽子は、大外刈、払腰が冴え、準決勝以外は一本勝ちとこちらも調子に乗っていた。  両者の準決勝は、どちらが先に仕掛けるのか、先手を取って攻めるのはどちらなのかといった点に注目した。しかし、両者とも十分には入りきれず互角のまま4分経過。そこで払腰にいくタイミングで大内刈に入った朝比奈が一本を取った。  もう一方の準決勝は、前田と安松の一進一退の駆け引きで、あっという間に5分。3対0の判定で前田がしぶとく残った。  決勝戦は、かなりの体重差のある相手同士。がっちりと組みたい朝比奈に、自分有利に組んで動きたい前田。厳しい組手争いからどちらも技を掛けられずに3分経過。前田が大内刈で出ようとしたところに、朝比奈がタイミングよく払腰で一本勝ち。決勝にふさわしい戦いだった。全日本女子柔道選手権大会での各代表選手の活躍を大いに期待する。(広報副委員長 大坪 宏至)