主要大会の結果
主要大会の要項
平成27年度東京都ジュニア柔道体重別選手権大会
(兼、JOCジュニアオリンピックカップ平成26年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会 東京都予選会)

平成27年6月20日(土)・21日(日)9時00分開会式
於 講道館

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●1日目(女子)
梅雨の合間の晴れ間がうかがえる天候の中、平成27年度東京都ジュニア柔道体重別選手権大会は女子個人試合より始まった。昨年度まで男女同時開催であったが、昨年度の講道館での大会運営が大変厳しかったことから、今回は2日間で男女別の開催となったものと思われる。昨年度の大道場内をはじめ、5,6階の道場に至るまで大混雑だった状況からは想像ができないほど落ち着いた雰囲気でなおかつスムーズに試合は進行していったが、試合自体は白熱したものとなった。試合環境を整えるということが、選手が行う試合自体に影響することを試合運営に携わる私自身も実感した次第である。今大会で注目すべきは、高校生選手の躍進である。昨年5名の出場であったが、今大会では9名の選手が勝ち上がった。特に48s級大村選手(淑徳高校)はインターハイ都予選を制した勢いそのままで、並居る大学生をものともせず優勝を収めるにいたった。インターハイ並びに全日本ジュニアでも旋風を巻き起こして欲しいものである。(都柔連広報委員長 瀧澤政彦)

●2日目(男子)
<お寿司の「並」>
今日、6月21日は「父の日」である。講道館8階の観覧席には、選手の父親と思しき姿が、そこここで見受けられた。母親たちのように大きな声援は送らないものの、熱い視線で子どもたちを見守っていた。そのような視線を受けながら、8階級のうち4階級で、高校生が優勝した。55kg級の樋口裕大(足立学園高校)、81kg級の藤原崇太郎(日体荏原高校)、100 kg級の飯田健太郎(国士舘高校)、100kg超級の山田伊織(国士舘高校)の4人である。大学生を圧倒しての優勝は堂々たるものであった。親孝行ができた「父の日」となったことだろう。全日本での活躍はもちろんのこと、5年後の東京オリンピックにも照準を合わせて頑張って欲しい。ところで、優勝できなかった残りの417名の選手は、きっと悔しい思いをしていることだろう。父親に叱られている選手もいるかもしれないが、子どもたちはみな頑張っていた。ここは「父の日」に免じて叱らないでやって欲しい。そして親子で父の日の夕食を楽しんでほしい。私が子どもだった時分、試合の日の夕食は憂鬱だった。優勝しない限り、その日の最後の負け試合について父から叱られたからだ。中央大学柔道部出身の父は、怖い存在だった。でも強くて怖い父のことが大好きで、少しでも父に近付きたいと柔道の稽古に励んだ。父の日には、貯めていたおこづかいで、近所のお寿司やさんから1人前の「並」を注文して、父にプレゼントした。「上」ではなかったが、ちゃぶ台には誇らしげに寿司桶が並び、父は嬉しそうに、寿司を1つわけてくれた。
  昨年11月に父が他界し、父がいなくなって初めての父の日を迎えた。怖かった父の「記憶」は、何十年かの月日の経過とともに、かけがえのないなつかしい想い出に変化した。さて、今日は帰りにスーパーに寄って、寿司でも買って帰ろうか。(都柔連広報副委員長 大坪宏至)