例年、東京武道館で行われている本大会だが、改修工事のため講道館で行われた。総勢838名という大人数が出場する大会のため、7階大道場(4試合場)の他、6階学校道場(1試合場)、5階女子部道場(1試合場)と、3つの階をまたいで6つの試合場での開催となった。また、観客席は、7階の観戦は8回観客席からのみとし、5階6階での観戦はオープンとした。大混雑が予想されたが、試合進行上は大きな問題もなく進んでいった。試合は、白熱した試合が多く、上位のたたかいは、中学生とは思えないほどの内容で例年のように場内を大いにわかせた。昨年度より国際ルールを適用し、いきなりの足取りが即反則負けになるなど大きな変化があったが、そのせいかしっかり組んできちんと投げにいっている選手が増えてきていると感じる。ただ、試合直後と試合終了間際、何人か試合中に怪我をした選手がいた。試合場が手狭で選手も役員も慣れていない上に、気温が低いにもかかわらず、試合直前のアップをする場所もとれなかったことも一因と考えられる。
ところで、試合場のトイレや観客席はマナーが守られないことが多いと常々感じていたが、流しをきれいにした上で、すべての履物をきちんと揃えて退室した男子がいた。ゼッケンを見逃してしまい、指導者の方に報告もできずじまいだったが、見えないところでの心配りを忘れない中学生の姿に気が引き締まる思いがした。見習いたいと思う。(都柔連広報副委員長 内山雅人)
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