第61回 国民体育大会柔道競技
      平成18年10月6日(金)〜8日(日)
      於 兵庫県立武道館

      

     
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第61回のじぎく兵庫国体

本年の国体は、世界文化遺産指定を受けている姫路城(別名、白鷺城)が構えている姫路市で 10月6日〜8日まで兵庫県立武道館で開催された。
我が都柔連は、関東ブロックを少年男子・少年女子・成年女子が善戦して通過、成年男子はストレートで4チームが全て揃って出場権を獲得した。
結果は成績表に記載されているように、監督・選手全員の強化の努力の結晶とチームの和、そしてあくまで、勝負を捨てない執念を持ち続けて戦ったことである。監督・選手に深く感謝とお礼を申し上げます。
6日は少年男子が出場した。本年の選手は先鋒山本浩史選手、次鋒海老沼 匡選手、中堅笠井宝聖選手、副将甲斐弘太選手、大将内野寛和選手は全員善戦して引き分け、代表戦は副将の甲斐選手と、福岡県の中堅平嶋孝夫選手と対戦し旗判定で敗退した。福岡県はその後山形県に内容勝ち、準々決勝戦も神奈川県に3-0で勝ち準決勝戦で愛媛県に0-1で敗れたが堂々の試合を行っていた。優勝は愛媛県に2-1で競り勝って埼玉県が優勝した。福岡県も3位決定戦で勝った。由って少年男子は本年の結果を薬にして来年での雪辱を期待したい。
6日に冲永会長が応援に駆けつけて頂いたが、当日成年女子の1回戦であり、お疲れのところ最後まで応援を頂き、お陰で東京都対愛知県戦を3-0で完勝して、会長の期待に答えてくれた。まず先鋒君島奈津子選手が釣込腰で美事な一本勝ち、中堅中川愛子選手が崩上四方固で一本勝ち、大将手島知佳選手は注意による優勢勝ちで勝上がった。冲永会長は三選手に惜しみない拍手を送られていた。  
当日、冲永会長主催の夕食会に東京都国体役員、関係者全員をご招待頂き激励と慰労のお言葉を頂いた。関根選手団々長がお礼の言葉と明日からの総合優勝への決意を表明するとともに、各監督に激をとばし気持を引き締めた。その夜宿舎に帰る時、満月に近い月が姫路城を照らしていた。皆その美しさに明日の兵庫県との対戦を期していた。
7日、まず少年女子が2回戦で山形県を先鋒澤田友里選手と杉渕りずみ選手が勝ち2-0で降し、準々決勝戦の宮崎県を中堅貝沼麻衣子選手と杉渕選手の勝ちで2−0、準決勝戦は地元兵庫県と対戦し、澤田選手が腕ひしぎ十字固めで一本負け、貝沼選手が優勢勝ち、杉渕選手が内またで一本勝ちで地元を制した。この試合は澤田選手が負けるとは想像もして無かったので一瞬驚きましたが、貝沼選手が優勢勝ちで内容では一歩とどいてない。しかし大将の杉渕選手は一本を取りに積極的に攻めて残り30秒で美事な内股で一本勝ちして勝利に大きく貢献した。決勝戦は東京都対北海道で1−1の内容差で優勝をもたらした。内容はホープ澤田選手が終始に攻め警告を取り勝ち、貝沼選手も強敵上野選手と対戦し一本を取られず善戦し注意で負け、杉渕選手が引き分けで内容差で優勝した。
少年女子は当初より良い成績を想定していたが、我々が考えているより3人がチームワークを良くして酒井監督の采配で優勝が取れたと深く御礼申し上げたい。  
成年女子は関東ブロックで善戦して代表権を取り、本戦では関東ブロック後の調整を矢嶋監督・選手がしっかりと行い順調に仕上がっていた。まず1回戦は愛知県を3-0で破り、準々決勝戦では滋賀県を2-1で破り、準決勝戦に進んだ。準決勝戦は関東ブロックで0-1で負けている茨城県で苦戦を想像していたが、君島選手が福見選手に善戦したが内容は良かったが勝ちにはとどかず。中川選手が根崎選手に善戦して引き分け。手島選手が石山選手と引き分けると思っていたが残り数秒で大内刈で有効を取られ優勢負けし敗れた。しかしよく戦い優勝した茨城県に善戦したので次の3位決定戦に期待を残した。3位決定戦は高知県と対戦、君島、中川選手が引き分け、手島選手が3回目の内またで美事に一本を取り3位に入賞し答えを出した。我々役員は彼女達が関東ブロック後何よりも努力して本戦で3位は立派であり感謝とお礼を申し上げたい。
8日最終日、成年男子は昨年に引き続いて日本で最強の選手を揃えることが出来たと思っていた。東京都選手権(兼、国体予選)で優勝の副将高井洋平選手を始め大将棟田康幸選手、実業団の中堅落合雄太選手、次鋒は警視庁の園田悠二選手、先鋒江種辰明選手で、中には9月のワールドカップ団体戦に3選手が参加し個人的には勝ちを納めてきた選手である。都柔連は日体協、都体協が目指すトップアスリートを国体に参加させる目標を実現する為と、地方でこれらの選手の技と礼法をしっかりと観て頂き観客が沸いて、柔道に注目して頂きたいと思っている。  
成年男子は期待通り優勝し、前日の女子総合優勝に男女総合優勝を果たし昨年に続いてくれた事に深く感謝している。  
1回戦はシードで2回戦は広島県を4-0、3回戦は北海道を4-0、準々決勝戦は千葉県を2-0でそれぞれ破り、準決勝戦で地元兵庫県と苦戦の末2-1で辛勝した。内容は先鋒江種選手が米富選手と引き分け、次鋒園田選手が高橋選手と引き分け、中堅落合選手が吉永選手にまさかの崩れ袈裟固めで一本負け、副将高井選手が高橋(徳)選手に内股の技有りで優勢勝ちで、内容差で負けている。大将棟田選手におおいに期待した。逃げる相手を取ることは困難であったが、度々に相手が場外に出る。そして残り30秒弱で警告になり棟田選手が優勢勝、2-1で地元兵庫県を辛うじて破る事が出来た。監督を始め選手、役員は心の中で喜びを噛み締めてほっと一安心しました。決勝戦は神奈川県と対戦し江種選手と佐藤選手は引き分け、園田選手は高井選手に見事な小外刈の一本勝ち、落合選手は松本選手と引き分け、高井選手は村上選手に大外刈の一本勝ち、棟田選手は平澤選手に体落しの一本勝ちと順調に決勝戦を勝った。今村光志監督は勝って当たり前との評判の中で選手を統率して大変な苦労であったと思われます。  
我々が考えた選手出場でき、美事な技で地元観衆を魅了した事に選手、監督一同に感謝申し上げ今後の日本柔道界で大いに活躍されることをお祈り申し上げ報告に代えたいと思います。  
最後に、関根団長を含め5日より応援に行きました役員諸氏にも重ねてお礼申し上げます。 (都柔連専務理事 福田二朗)