日頃より当連盟の諸事業に対し、御支援並びに御理解を賜り、厚く御礼申し上げます。会長に就任以来、皆様方の多大な御尽力のもと安定した事業運営を行うことができております。今後とも微力ではございますが執行役員と共に、力を合わせ柔道の一層の普及発展に誠心誠意努力して参ります。
 昨年度は、東京都の柔道指導者派遣事業で、サンパウロ(ブラジル)・モスクワ(ロシア)・ジャカルタ(インドネシア)と交流を行いました。日本より指導者を派遣し、現地の選手やコーチに柔道の歴史や実技の指導を行い、柔道が海外でも愛されていることを実感できました。今年度も昨年度とは異なる都市と交流を行う予定です。
 「第71回国民体育大会 柔道競技会」では、男女総合優勝を目標とし大会に臨みました。成年男子・少年男子は圧倒的な強さで優勝しましたが、成年女子・少年女子が惜敗し、全種別で安定した成績を残した埼玉県に力及ばず男女総合第2位の成績で、目標を達成することができませんでした。今年はチーム編成も改正されますので心機一転し適切な戦略を立て、総合優勝奪還に向けて頑張ります。
 事業としては、選手・指導者に好評を得た「少年柔道教室」、中学生対象の全柔連教育普及委員会「柔道教室」を本年も継続していきたいと考えております。また一昨年より開催し参加者が増加している「小学生低学年柔道大会」は参加地域を拡大し、更なる発展につなげていきたいと思います。これらの事業に関連し、都柔連が未就学児の全柔連登録促進のために登録時の費用を負担する等、加盟30団体と一致団結し、様々な検討を重ねていきたいと思います。  また、今年は国際柔道連盟試合審判規定が改正され、東京都でも5月の大会から適用します。円滑に適用が開始できるように伝達審判講習会の開催等を行ってまいります。
 柔道を推進する人の男女比は、男性に偏りがちです。しかし、これからの柔道の普及・発展には、女性の力が必要不可欠です。女性が活躍しやすい環境を作っていきますので、様々な場面にご参加・ご協力を頂きたいと思います。
 最後になりましたが、これまで以上に、当連盟へのご協力・ご支援と更なるご指導・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。

 

 

東京都柔道連盟会長   関根 忍

 


 

 東京都柔道連盟は戦後の混迷を脱しつつあった昭和24年4月26日、旧来の東京柔道有段者会を発展解消させ、新時代に即応する柔道組織として発足したものである。
 昭和26年頃より区画変更に伴って各地柔道会が結成され、発足当初の17柔道会が24地区を包含する連盟となり、更に平成2年4月現在、財団法人設立時には29団体に、そして平成12年4月現在では、30団体を擁する規模となり、日本柔道への重要な役割を果たしてきた。
 柔道の国際化が進む中で、「日本柔道」が世界の柔道界で、今後も指導的立場で活躍するためにも、当連盟が講道館、全日本柔道連盟の主軸として、これからもリーダー的役割を果たすと共に、当連盟も「さらなる発展」を目指して活動を行っている。




財務資料

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