日頃より当連盟の諸事業に対し、御支援並びに御理解を賜り、厚く御礼申し上げます。会長に就任以来、皆様方の多大な御尽力のもと安定した事業運営を行うことができております。今後とも微力ではございますが執行役員と共に、力を合わせ柔道の一層の普及発展に誠心誠意努力して参ります。
昨年度は、東京都のジュニアスポーツアジア交流事業で、ニューサウスウェルズ(オーストラリア)・北京(中国)・ソウル(韓国)と交流を行いました。日本より講師を派遣し、現地の選手に柔道の歴史や実技指導を行い、大変意義のある交流を行うことが出来ました。今年度も昨年度とは異なる都市と交流を行う予定です。
「第70回国民体育大会 柔道競技会」では、東京国体・長崎国体に続き3年連続男女総合優勝を目指し試合に臨みました。少年男子は圧倒的な強さで優勝しましたが、成年男子・成年女子・少年女子が惜敗し、男女総合第4位の成績で目標に達することができませんでした。今年は一層の強化をはかり捲土重来を喫し頑張っていきます。
さらに事業としては、選手・指導者に好評を得た「少年柔道教室」を本年も継続していきたいと考えております。また、新規事業として中学生対象の全柔連教育普及委員会「柔道教室」を開催し、中体連と更なる連携をはかって参ります。これらの事業に関連し、都柔連では少子化等で登録人口が減少する中、魅力ある柔道を再確認しようという主旨のもと、加盟30団体が一致団結し、様々な検討を重ねていきたいと思います。
次代を担う青少年への普及なくして、柔道の将来はありません。我々は先ず何よりもこの点において、自覚と認識を持たなくてはなりません。そして、入門した少年少女たちには、長く修行を続けて貰えるよう指導しなくてはなりません。そのためにはどのようしたら良いでしょうか。柔道人口の底辺拡大は「町道場」及び「柔道クラブ」の活性化が重要と考えます。東京都には数多くの「町道場」と「柔道クラブ」があり、幼児から社会人まで多くの人が、生涯に渡って、楽しく、安全に取り組める練習内容を示して、普及・啓発活動を行っております。柔道はまさに「人の道」ですから、終わりはない筈です。指導者だけでなく、保護者とも膝を交えて考えて行く必要があります。学校柔道においても、一般的には授業と部活動は別だと言われてもおりますが、取り組む内容に違いこそあれ、柔道の魅力を伝える点に違いはありません。現代のネット社会に生きる子供たちに、柔道の良さを伝えるためにも、我々大人たちの一層の努力が求められていると思います。
最後になりましたが、これまで以上に、当連盟へのご協力・ご支援と更なるご指導・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。

 

 

東京都柔道連盟会長   関根 忍

 


 

 東京都柔道連盟は戦後の混迷を脱しつつあった昭和24年4月26日、旧来の東京柔道有段者会を発展解消させ、新時代に即応する柔道組織として発足したものである。
 昭和26年頃より区画変更に伴って各地柔道会が結成され、発足当初の17柔道会が24地区を包含する連盟となり、更に平成2年4月現在、財団法人設立時には29団体に、そして平成12年4月現在では、30団体を擁する規模となり、日本柔道への重要な役割を果たしてきた。
 柔道の国際化が進む中で、「日本柔道」が世界の柔道界で、今後も指導的立場で活躍するためにも、当連盟が講道館、全日本柔道連盟の主軸として、これからもリーダー的役割を果たすと共に、当連盟も「さらなる発展」を目指して活動を行っている。




財務資料

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